中国でローミングSIMを使う(1)
ローミングSIM@北京&西寧
2018年8月に、ちょっとお仕事で中国のど真ん中の街、青海省西寧市に行ってきた。
SNSやGoogleなどへの通信を確保するため、定番の中国聯通香港のローミングSIMをAmazonで購入。こちらのSIM有効日数はAmazonでは7日となっているが購入したパッケージには8日と記載されている。いずれにせよ9日間の旅程には足りないと思われたので、予備として最近中国でも使えるようになったと聞いたタイAISのSIMも購入、持参した。ちなみに使ったスマホはちょっと古めのSIMフリーZenfone3。
SIM購入の際一番参考になったのはこちら(このブログの作者、旅慣れていて、ガジェット系に強く、特に台湾中国方面のSIM情報に詳しい。読ませる文章を書ける方で読んでいてとても楽しいのでお勧め)。
で、結論から言うと中国聯通香港、タイAISのSIMどちらも同じように全く問題なく使えた……都市部では。
最初に挿入したのは香港聯通のSIM。北京空港で西寧便を待ちながらお茶屋さんで作業。アクセスポイント(APN)の設定もなしでChina Unicom にローミングし4Gで繋がった。速度も速くて言うことなし。家族にはLINEで、中国の知人にはWechatで到着を知らせることができた。
その後当日中に青海省に飛び、西寧曹家堡空港着陸後にフライトモードをオフにすると、これまた自動的に4Gで繋がった。こちらでもスピードに問題は無い。むしろ日本で使っているMVNOの方が遅く感じるくらいだ。
ローミングなので遅いとかも危惧していた百度地图への接続速度も全く問題ない。
ローミングSIM@チベット高原
翌日からヤクの飼育現場を見るためにチベット高原の奥地へ。しかし西寧市内から車で1時間ほど走り市街地を抜けるとネットワークが繋がらなくなった。アンテナは5本立っているのだが、4Gの印が消えている。ANPの設定で4G-3G優先の部分を変更しても繋がらない。AISに変更して繋がるか試してみたいところだが有効日数の問題もあり(AISは日本国内でも使えるらしいので)直ぐに入れ替えるのは少々もったいないと思い、とりあえず奥地にいる2日間はネット環境なしということに。